翻訳と辞書 |
第三共和国 (大韓民国) : ウィキペディア日本語版 | 第三共和国 (大韓民国)[だいさんきょうわこく]
第三共和国(だいさんきょうわこく)とは、1963年から1972年までの間、大韓民国(韓国)で存続した政体。 憲法上規定された政体を指す言葉であるが、韓国では第三共和政ではなく「第三共和国」と呼ばれている。1961年に成立した軍事政権である国家再建最高会議が、民政に復帰することにより成立した。この間、軍事政権の有力者であった朴正煕が、軍の要職を辞して文民として大統領職に就き、任期を重ねた。 朴正煕は1967年の大統領選挙に立候補し、51.4%の得票率で再選された。当時の憲法では大統領職の三選は禁止されていた。朴は1969年の国会における憲法改正(3選改憲)で、3回目の大統領選立候補を可能とした。1971年の大統領選では、野党新民党の金大中と競い、辛勝して三選を果たしたが、続く国会議員選挙で新民党が躍進したことから、再度の憲法改正が不可能になった。そのため、1972年10月に「特別宣言」を発表、同時に非常戒厳令を宣布して憲法の効力を一部停止した上で、憲法を改正した(十月維新)。11月21日の国民投票での憲法改正案承認を経て、政体を第四共和国へと改めた。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「第三共和国 (大韓民国)」の詳細全文を読む
スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース |
Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.
|
|